- 特別のトレーニングを受けた専門家(アセッサー)による客観的な能力診断を行います
- 私たちは、受講者の育成を重視し、組織の生産性アップにつなげます
- 成果を出す管理職やリーダーには何が求められているのかが分かります
- 成果を出す管理職やリーダーになるために、自分に何が不足しているかが分かります
部下を育成し、組織を動かすためには、コーチング・スキルが必要
今、管理職にはコーチング・スキルが求められています
部下やメンバーの前で、「こうしたい」、「こうして欲しい」と大きな声で言ったところで、効果はどうでしょうか?
もちろん、部下やメンバーが受け入れ易いことであれば、ある程度の効果は期待できます。
一方、部下やメンバーが受け入れ難いことの場合は、中々むずかしいかもしれません。
前述のような指示や命令をする際の指導やコミュニケーションのスタイルをティーチングと言います。
このティーチングは、話し手から一方的に情報等を相手に伝えるコミュニケーション・スタイルです。
このスタイルは、朝礼や会議、プレゼンテーションなどの場面では、有効です。
一方、部下を説得したり、問題を解決したりするような場面では、このスタイルだけでは通用しないことも多いと思われます。
このような場面では、コーチングというコミュニケーション・スタイルが有効です。
コーチングは、傾聴、質問、共感などが基本的なスキルで、双方向性のあるコミュニケーション・スタイルです。
これが、今、管理職には求められています。
管理職の使命は、
①組織目標を達成する
②組織を作り
③部下を育てる
④問題を解決する
このような事が代表的です。
特に、③や④の場面や、組織変革を求めて一人一人を説得していくような場面では、コーチングが必要です。
なぜなら、
③の“部下を育てる”で言えば、
ティーチングで一方的に指導しても、受け身の部下を育てるだけの結果になりがちです。
そして、時間が経てばまた元の状態に戻ってしまうということも多々あります。
やはり、部下が自らやる気になるという主体性を引き出さない限り、部下の効果的な育成にはつながりにくいのです。
また④の“問題を解決する”で言えば、
問題がある状況と考えられる部下に対して、ティーチングで一方的に、「ああしろ、こうしろ」、「ルール違反は絶対にダメなのでやりなさい」などと言ったところで、問題が解決する可能性は低いと言えます。
それは、問題は、原因や相手の事情、背景といった情報を知らなければ、解決することはできないからです。
コーチングを使い、質問で相手の話(情報)をしっかりと聞き、同時に相手の心情も受け止めながら、問題解決に向けて糸口を探って行くことが、真の問題解決につながります。
このように、管理職の使命を果たし、結果としてパフォーマンスを高めるためには、コーチングというコミュニケーション・スタイルが必要なのです。
弊社では、人材アセスメントや研修の際に、面接演習、そして演習の振り返りを通じて、
管理職やリーダーの方のコミュニケーション能力のアップにお役に立つようにプログラム編成を行っています。
よしければ、ご活用ください。
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